社畜だけど時々ライター、うっちー(32歳独身)のブログ

豊島区池袋在住、32歳独身サラリーマンのうっちーです。仕事、保険、音楽、読書について、気ままに書いています。

【ニート必見!】 『仮面ライダーディケイド』と『男はつらいよ』の共通点(名言付き)

こんにちは、社畜ブロガー・うっちーです。
 
今でこそ立派な社畜のうっちーですが、そんなうっちーにも、実は、過去に「ニート」をしていた経験があります。
20代終わりの約1年間です。
 
自分で選んだ道とは言え、それまで20代前半から社畜街道をひた走り続けてきたため、孤独や不安なんかもありました。また、1人暮らしを辞めて1度実家に戻っていたため、年老いた両親とも毎日のように顔を合わせていました。

家にいれば、親が洗濯やご飯を作ってくれるので、親に対して“申し訳ないな”という気持ちで毎日を過ごしていたのです。
実家にいながら、気分は「居候」です。
そのため、ニート時代は、朝から家を出て池袋のネットカフェで過ごすことが日常となっていました。

孤独、不安、劣等感、罪悪感…そんな想いを胸にかかえていた、ニート時代のうっちー。

そんなニート時代に出会った2つの作品があります。

『仮面ライダーディケイド』『男はつらいよ』です。
 

うっちーは、この2つの作品に共感し、心が救われたのです。
 
子供向け(最近は大人向けも意識されていますが)のヒーロー作品である『仮面ライダーディケイド』と、親やおじいさんおばあさん世代にとっての国民的ドラマ『男はつらいよ』。

全く異なる種類の作品のように思えますが、実は、この2つの作品には、多くの共通点があるのです。
 
今回は、ニート時代のうっちーを救ったこの2作品について、その共通点を掘り下げたいと思います。
 
 

『仮面ライダーディケイド』と『男はつらいよ』の共通点

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『仮面ライダーディケイド』の主人公・門 矢士(かどや つかさ)と、『男はつらいよ』の主人公・車 寅次郎(くるま とらじろう)には、多くの共通点があります。

 

1.旅をしている
 
仮面ライダーディケイド(以下、ディケイド)は、クウガ、キバ、電王などそれぞれのライダーの世界が融合し、争い、滅びるのを救うために立ち上がるところから物語がスタートします。そう、ディケイドである門矢士は、様々なライダーの世界を旅をしているのです。旅先で様々なライダーと出会い、戦い、友情を築いていくのです。
門矢士の旅に関する名言です。
「人は誰でも自分のいるべき世界を探している。そこは偽りのない、陽のあたる場所。人はそこへ行くために旅を続ける。そして旅を恐れない!その旅を汚したり、利用したりする権利は誰にもない!」
(第21話「歩く完全ライダー図鑑」より)
 
車 寅次郎(以下、寅さん)は、テキ屋稼業。
日本全国、時には海外を旅して、ゆく先々で出会うマドンナに恋をします。
寅さんには、旅に関する名言がたくさんあります。
「どうだい、旅は楽しかったかい。例えこれがつまんない話でも、面白いねぇと言って聞いてやらなきゃいけない。長旅をしてきた人は、優しく迎えてやらなきゃなぁ。」
(第12作「私の寅さん」より)
この2人の「旅」は、決して楽しい旅行とは違います。
世界を救うために戦いを繰り返す旅、血の繋がっていない家族に甘えず自分の居場所を探すための旅…。とても孤独で、宿命や運命を背負っている旅なのです。
 

2.通りすがり
 
門矢士がディケイドに変身する際、敵に対していつも言う決めゼリフがあります。
敵:「きさま…何者だ!」
士:「通りすがりの仮面ライダーだ!…覚えておけ!」
寅さんもまた、よく自らを「通りすがり」と呼ぶことがあります。
「通りすがりの旅の男だけど、オレでよかったら、話を聞くぜ。何もかも話してしまいな、そうすりゃ気持ちは楽になる」
(第22作「噂の寅次郎」より)
旅をしている人にとって、たまたま出会った人に対して深く関わることは、相手に対してお節介や迷惑かもしれません。自身を「通りすがり」と言うのは、旅人なりの心構えなのかもしれません。
 

3.暗い過去を持っている

門矢士には、過去の記憶がなく、テレビ放映本編の旅の中で、その記憶を取り戻すことはありませんでした。
しかし、劇場版で、実はディケイドが大ショッカーの大首領にして世界の「破壊者」だったことが分かります。自身の過去を受け入れた士は、世界征服をしようと仮面ライダーを次々と倒していくのです。
 
今の若い世代の方にとっては、寅さんは、どのようなイメージを持っているでしょうか?陽気で明るく、涙もろい…そんなイメージでしょうか?
しかし、そんな寅さんには、壮絶な過去があります。
寅さんは、父親と芸者の間に生まれた子供。実の兄や母親を亡くし、父親と喧嘩をして16歳で家出をします。
唯一、血のつながった妹とも生き別れてしまい、その20年後、故郷・葛飾柴又の叔父・叔母の家に帰ってくるというところから物語が始まります。
 
「人は、悲しみが多いほど、人には優しくできる」… あの武田鉄矢氏の言葉の通りではないでしょうか。
誰にも、1つや2つ、話したくない過去があるものです。
 

4.居候

寅さんは、叔父・叔母が経営する葛飾柴又の団子屋さん「くるまや」の2階の空き部屋に居候しています。
年中旅に出ている寅さんですが、たまに帰ってくるたびに、おじちゃんや隣の印刷工場のタコ社長と喧嘩をしては、また旅に出て行ってしまいます。
そんな居候でありながらトラブルメーカーの寅さんですが、家族のことをいつも想っています。
「この家で揉め事があるときは、いつも悪いのはこのオレだよ。でもなあ、さくら、オレはいつも、こう思って帰ってくるんだ。今度帰ったら、今度帰ったら、きっとみんなと仲良く暮らそうって、あんちゃんいつもそう思って。」(第17作「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」)
 
門矢士は、光写真館というヒロインのお爺さんが経営する写真館で居候をして、見習いカメラマンをしています。
しかし、士は、写真を撮るのが下手で、お客さんからクレームが来ることも。
俺様気質の士は、寅さんと違い、あまり居候ということを気にしている様子は伺えませんが。
 
うっちーも、ニート時代は、親が家事をしてくれてしまうので、実家にいながら居候をしているような気分でした。20代後半ともなれば、本来、結婚して、子供も生まれて、親をラクにさせて、安心させてあげるべきなのでしょう。
実家ですが、とても肩身が狭かったです。
 
5.劣等感
寅さんは、たくさんの劣等感を持っています。
安定しない職業、学歴がない、四角い大きな顔、いつもフラれる…。
たしかに、最悪かもしれませんw
 
門矢士は、テレビシリーズで、様々なライダーの世界を旅をしていきますが、新しい世界に来た最初は、同じ仮面ライダーからも「破壊者」として恐れられます。
また、劇場版では、自身が大ショッカーの大首領であった過去が明らかになり、「破壊者」として仮面ライダーを次々と倒していきます。
しかし、そんな士も、大ショッカーの参謀の罠にかかり、大首領の座を奪われてしまいます。
士は、ライダーにとっても、ショッカーにとっても、「破壊者」であり「拒絶される存在」となってしまったのです。
その後は、仲間の友情に救われ、悪を倒す決意するので一安心でした。
「俺は全ての世界から拒絶された。どの世界も俺の世界ではない。言い換えれば、どの世界も俺の世界にできる!」
(劇場版「オールライダー対大ショッカー」より)
劣等感の大きさが、人としての強さになるとうっちーは思います。
 
6.大切な妹の存在
 
寅さんには、妹・さくらがいます。寅さんとさくらは、腹違いの兄妹ですが、この兄妹愛・家族愛こそが、「男はつらいよ」の大きな魅力の1つです。
第6作「純情篇」のラストシーンは、特に心に残る名シーンです。
さくら:「あのね、お兄ちゃん、辛いことがあったらいつでも帰っておいでね。」
寅「そのことだけどよ、そんな考えだから俺はいつまでも一人前に……。故郷ってやつはよ…、故郷ってやつはよ…。」
 
門矢士にも、妹がいます。テレビシリーズでは、記憶を亡くして何も覚えていない門矢士でしたが、劇場版で、妹と名乗る「門矢小夜(さよ)」に出会います。そして、実は、10年前に両親を亡くし後、兄妹2人で暮らしていたことが判明。
しかし、2人は、またそれぞれの未来のために、分かれてします。
士:「一緒に旅に出よう」
小夜:「いいの、お兄ちゃんは一人で行って。小夜もね、旅に出るよ…自分の翼で。だからお兄ちゃんも、今度は、自分のための旅をしてね」
 
いつの時代も、兄は、妹に弱いもんなんですね。
うっちーには、妹はいませんが。
 
7.説教大好き
寅さんと言えば、説教。様々な名言があります。
その中でも、うっちーが好きな名言は、これ。
満男「人間は何のために生きてるのかな」
寅さん「何て言うかな、ほら、あ-生まれて来てよかったなって思うことが何べんかあるだろう。そのために人間生きてんじゃねえのか」
(第39作「寅次郎物語」より)
そして、門矢士も説教をします。
ファンの間では、士の説教シーンを「スーパー説教タイム」と呼ばれているそうです。
うっちーが好きな名言は、これ。
敵:「人は力を得れば、必ず道を選ぶ。なぜなら…」
士:「何故なら、人は愚かだから…か。確かに愚かだよ。死んだ女の面影を追って、全てを捨てようとしてみたり…大切な人を巻き込まないために、自分ひとりで逃げ続けたり…な。愚かだから、転んで怪我してみないと判らない。時には道に迷い、間違えたとしても、それでも旅をしている。お前に道案内してもらう必要は無い!」
(13話「魂のトルネード」より)

 

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今回は、『仮面ライダーディケイド』の主人公・門 矢士と、『男はつらいよ』の主人公・車 寅次郎の共通点についてご紹介しました。


人生、うまくいくことばかりではありません。
 
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