社畜だけど時々ライター、うっちー(32歳独身)のブログ

豊島区池袋在住、32歳独身サラリーマンのうっちーです。仕事、保険、音楽、読書について、気ままに書いています。

【就活生・転職者向け】 レコード会社は、ブラック企業?

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最近、レコード会社の長時間労働や残業代未払などが話題になっています。
 
このようなニュースに対し、
レコード会社は、ブラック企業なの!?
と思う方も少なくないようです。
 
結論を言えば、レコード会社をはじめ、音楽業界の仕事は、長時間労働ですし残業代が思うように支給してもらえません。
当事者たちは、もはや諦めムードです。
 
最近のメディアなどでは、場所・時間・雇用形態などに捕らわれず、自分らしい自由な働き方がこれからのスタイルだという考え方を煽っています。
それでも尚、レコード会社の仕事は、長時間化し、ブラックと思われてしまうのでしょうか?
就職活動中の大学生や転職などを考えている方にとって、華やかに見える音楽業界の実状は、とても興味のある話題ではないでしょうか。
 
今回は、レコード会社の仕事が長時間労働になる原因についてお話します。
 

なぜレコード会社は、そんなに長時間労働なの?

レコード会社は、CD発売日、イベントやライブ開催日など、絶対に変更することができないスケジュールがあります。
それに向けて、業務を進めていかなければいけないのですが、なかなかスケジュール通りに進行していかないのがこの仕事の特徴でもあります。
その理由は、様々なあると思いますが、大きなポイントは、レコード会社が“職人たちを扱う仕事”だからだと私は考えています。
 
“職人たち”とは、アーティストはもちろん、作詞家作曲家ミュージシャン、映像や写真などを撮影し編集するクリエイターたちのことです。
職人たちの仕事は、代替が利きません。
会社員にように「今日体調悪くて休むので、代わりに俺の仕事やっておいて~」と言えないのが、職人たちの仕事です。
売れているアーティストほど予定が詰まっていますので、他の撮影現場でのスケジュールが遅れると、その後のスケジュールにも影響が出て、どんどん時間が後ろ倒しになるという事もあります。さらに、例え時間が深夜に及んでも、作品への妥協をせず、何度も撮影やレコーディングをやり直したりすることもあります。
 
そんなアーティストやクリエイターを支えるのがレコード会社の仕事なのです。
そのため本当に多忙な時期は、残業というレベルではなく、泊り込みで仕事をする事さえ日常的にあるのです。
また、ライブやイベントはそもそも休日に多いので、特にアーティストに関わる仕事を担当している方は、休日出勤を避けることはできません。
担当している業務によっても異なりますが、イベントが多い夏や、特番の多い年末は、特にや土日に休むのは難しいでしょう。
お正月休みはありますが、大晦日や新年の音楽番組、カウントダウンイベントに出演するアーティストに関わっている方たちは、テレビ局やイベント会場で新年を迎える事になります。
このような長時間労働や不規則な生活が原因で、退社に至る人も少なくありません。
 

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残業・休日出勤の手当てはどうなの?

残業代の支給や、休日出勤の埋め合わせについては、あまり期待しないほうが良いでしょう。
 
残業代については、全く出ないという会社もあります。
年俸制やフレックス制を取り入れ、予め決まったお給料を出すにので、自分で上手くスケジュール調整してくれ…というような会社も少なくありません。
(本当は、年俸制でも残業代は支給対象になるようですが)
休日出勤については、平日のどこかで代休をとり埋め合わせをするという事が一般的です。
しかし、現実には平日1日完全に休む事が難しい場合も多いようです。
ましてや有給を完全に消化するなんて、なかなかできないのではないでしょうか。
 
 
…長時間労働やそれに対するフォロー体制の薄さを考えると、やはりブラックと言わざるを得ないのがレコード会社の現状でしょう。
 
しかし、非常に厳しい環境の中でも、長く仕事を続けている方たちはたくさんいます。
その理由は、労働環境以外に、仕事そのものに大きなやりがい達成感使命感を感じている方たちが多くいるからです。
大変な事も多い反面、楽しみながら仕事をしている人が多いのもレコード会社の特徴ですので、残業や休日出勤も厭わない方たちが多いのです。
 

就職・転職にあたって考えるべきこと

世間では「長時間労働の廃止」「残業ゼロ」といった動きもありますが、レコード会社の業務の実態にそぐわない事から、企業としても頭を悩ませる問題であることは間違いありません。
 
大手レコード会社の中には、企業の成長とともに社員の待遇や福利厚生をより充実させていこうという取り組みを行っている企業もあります。(そんな会社でさえ、先日国から是正勧告を受けてしまいました)
急にずっと続いてきた業界の慣習がすぐに変わるという事はあり得ませんからね。
 
担当する業務によっても異なりますが、レコード会社をはじめ、音楽や芸能の業界への就職・転職を考えている方にとっては、生活が激変してしまう可能性があることを注意する必要があります。
今まで、残業代や休日出勤の手当てが出ていた企業に勤めていた方にとっては、それが当たり前ではなくなります。
 
求人票だけでは分からない事もたくさんありますので、業界で働く知り合いの方に聞いたり、面接の際など、入社前によく確認しましょう!
 

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