社畜だけど時々ライター、うっちー(32歳独身)のブログ

豊島区池袋在住、32歳独身サラリーマンのうっちーです。仕事、保険、音楽、読書について、気ままに書いています。

【批判覚悟w】 残業未払問題に向き合ったエイベックスは、むしろ“すごい”と思うのは私だけだろうか?

エイベックスに未払いの残業代があったってよ

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レコード会社として有名なエイベックスが、一部未払いだった残業代を今月(2017年5月)中に支払うと発表しました。

一部と言っても、その規模は数億円とも言われています。

 

エイベックスは、昨年末、労働基準監督所からの 労働時間について是正勧告を受けました。今回は、その後の詳しい調査により、社員やアルバイト含め全従業員1500人の半数の人たちに残業代の未払いが発覚し、会社として今回の対応に踏み切ったそうです。

 

エイベックスと言えば、浜崎あゆみ倖田來未、昨年話題となったピコ太郎まで、とにかく有名なアーティストが所属している音楽会社です。昨年の勧告の騒動があったにも関わらず、2018年度の就職人気ランキングでも上位に入るほどの人気企業。

 

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www.avex.co.jp

 

 

このニュースを聞いたサラリーマンや大学生は、どう思うのでしょうか?

 

・エイベックスって酷い会社だな!
・エイベックスってブラックじゃん!
・エイベックスじゃなくて、ソニーを希望しようかな?

…そんなネガティヴな反応が聞こえてきそうです。

 


しかし、私は、全くそう思いません。

 

むしろ英断だな…と思います。

 

なぜなら、エイベックスに限らず、音楽や芸能などこの業界に関わる多くの会社が、これまで労働時間や残業代の問題を軽視してきたからです。

 

 

元レコード会社の俺が、そろそろ社畜時代の話でもしようか

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私は、数年前まで、レコード会社で働いていました。

いわゆる大手のレコード会社でした。

 

仕事は、深夜にまで及ぶ日もよくあり、時期によって2、3日一睡もせず仕事をし続けたこともあります。

給料は年俸制で、基本的に残業代なんて出ない(と思い込んでた)。
もちろん有給なんてとる余裕なんてありませんでした。

私にとって憧れのレコード会社でしたし、仕方ないと思って、きつい日々を過ごすうちに、次第にそれに慣れていきました。

 

また、そんな労働環境に対して、会社を訴えるような人も、ほとんどいませんでした。

この業界、この会社で働きたい人はいくらでもいる。

別にお前が辞めたきゃ、辞めればいい。

…そんな無言の圧力のようなものさえ、私は感じていました。

 

そして、深夜労働や残業代が出ないことの大変さより、有名なアーティストに携わったり、世の中に影響力のある(と信じてる)仕事をできる喜びの方が、自然と大きくなっていくのです。

 

つまり、早く帰宅できたり、残業代は出るに越したことはないですが、そんなものはあればラッキーくらい…。

そんな諦めムードが、この業界で働く人にはあったと思います。

 

 

音楽・芸能業界のリーディングカンパニーゆえに、エイベックスが求められること

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そして起きた昨年末のエイベックスの労働時間の是正勧告と、今回の残業代の問題。

 

エイベックスがやり玉に挙げられるのは、音楽・芸能業界への影響が強く、同業他社への影響を狙ったものと思われます。

 

正直、

なんでエイベックスだけ!?
…てのが経営陣の本音だと思います。

 

しかし、今回の件でエイベックスは、

古い慣習から脱却するために、

新しい業界の在り方を作り上げていくために、

まずは自ら禊を受ける決意なのだ

 

…と私は勝手に感じています。