社畜だけど時々ライター、うっちー(32歳独身)のブログ

豊島区池袋在住、32歳独身サラリーマンのうっちーです。仕事、保険、音楽、読書について、気ままに書いています。

“ミュージシャン志望”の友人を持つ君たちへ伝えたい3つのこと

あなたの知り合いに、ミュージシャン志望の友達はいませんか?
 
・プロミュージシャンを目指してる同じ大学の友達
・就職をせず、バンド活動をしている友達
・サポート〇〇と名乗りライブ活動をしていて、ちゃんと生活していけているのか分からない学生時代の知り合い
 
…あなたの身の回りにも、このような方たちが、1人はいるのではないでしょうか。

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人によっては、こういう人がたくさんいる!という方も少なくないはず。
私自身もそうでした。
私は、学生時代にバンドサークルに在籍をしていたので、こういう方たちがたくさんいました。
 
というか、社会人11年目を迎えた現在でも身の回りにいます。
「身の回り」といっても実際に会うことはなく、facebookやtwiteerなどのタイムラインに情報が流れてくる程度。
 
今日は、ライブ!お時間ある方は、ぜひお越しください!”
“〇〇さん(無名の人)のサポートとして出演させていただきます!19時頃、出演します!”
“今日は、〇〇(けっこう有名)のサポートバンドをしていた〇〇さん(知る人ぞ知る)と対バンでした~!やっぱ〇〇さん、スゲー!”
 
…しかも、彼らの“つぶやき”は、ほとんど「いいね」や「リツイート」をされることもありません。
 
これが学生ならリア充アピールになるのですが、ミュージシャン志望となると、どこか悲壮感すら漂う感じに…。
 
一体彼らは、どのように生活をしているのだろうか?
家族はどう思っているのだろうか?
ヤミ金に手を出していないだろうか?
犯罪に手を染めないだろうか?
彼らは、30歳に近づきながらもこのような生活を続けて、一体どうなってしまうのだろうか?
 
と、他人に対して勝手な妄想や不安を抱きながら、自分自身の安定した生活に心を落ち着かせる方も多いのではないでしょうか。
 
私たちは、いったい彼らとどのように接していくことが正しいのでしょうか?
嘘でもいいから、褒めてあげる?
友人として、忙しくてもライブに行ってあげる?
彼らの将来を思って、「就活しなよ」と言ってあげる?
 
今日は、ミュージシャンを諦め、レコード会社に就職した私が考える3つのことをお伝えしたいと思います。
 

ミュージシャン志望の友人を持つ君たちへ伝えたい3つのこと

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ミュージシャンたちは、決して音楽のことを深く知らない(と、彼らは考えている)私たちに、音楽的な理解は求めていません。
友人からの安易な誉め言葉など、彼らにとっては、一切不要です。
 
では、私たちは、一体どうあるべきなのでしょうか?

1.理解者であれ

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彼らが喜ぶことは、「応援」してくれることです。
「応援」にも様々な形があります。
チケットを買ってあげることかもしれませんし、SNSで反応してあげることかもしれません。
時には、何もせず、ただ黙って見守っていて欲しいだけかもしれません。
 
大切なことは、彼らから何かしらのアクションがあった時に、真剣に考えてあげることです。

「この曲、どう思う?」
「今度のライブ、来てくれない?」
「今度飲もう!」
 
彼らは、とっても孤独です。
上辺だけの冷ややかな対応は、すぐに見抜かれてしまいます。
彼らからのこのようなアクションがあった時は、一瞬でもいいので真剣に考えてあげましょう。
 
2.時には、厳しいことも言え

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彼らは、安定を捨て、自分の夢のためにリスクある行動をとっています。
だからと言って、それは素晴らしいことでも、正しいことでありません。
もちろん、間違いではありませんが。
 
多少も尊敬の気持ちは持ちつつも、時には、友人として厳しいことを言う覚悟は必要です。
しつこいチケット勧誘には、たまには「しつこいよ!」と言ってあげるのもいいでしょう。
つまらないオリジナル作成のグッズの購入を進めらたら「私は情で1つ買ってあげるけど、こんなのファンでも買わないよ」と言ってあげることも大切です。
 
また、私はレコード会社で働いていたので、彼らと深い音楽の話をすることもありました。
しかし、私の質問がビジネス的に直球過ぎたのか、彼らは答えようとしませんでした。
中には、「デモテープちょうだい」と言ってあげていたのに、「まだ、渡せるレベルじゃない」とか言っている友人もいました。
ハッキリいって、「喝!」です。
でも、友人だから、「そんな姿勢じゃダメだよ」とは遠慮して言ってあげることができませんでした。

もっと厳しい現実を教えてあげられれば、少しは、彼らの力になれたかも…今では後悔しています。
 
3.最後は、「友達」であれ

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就職をしようが、ミュージシャンを目指そうが、友達は友達です。
決して彼らを冷ややかな目で見る必要はないですし、触れてはいけない話題にすることもありません。
友達だった関係なのに、彼らがミュージシャンを目指しているというだけで、自分よりも「上」に見たり、「下」に見たりするから、おかしな気持ちになっていくのです。
 
そして、彼らには未来があります。
音楽や芸能の世界に、ルールはありません。
ある日突然、成果が出て売れてしまう…ということだってあり得ない話ではありません。

彼らと変わらず友達でいれば、有名人と親友という自慢だってできてしまうかもしれません。
 

就活せずミュージシャンを目指し、あきらめた人の末路

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ところで、私は大学時代、バンドサークルに在籍していました。
 
周りには、自分以上にバンドにどっぷりつかり、単位を落とし、留年してまでバンド活動をしている先輩もいました。
頭のいい学部に所属していた多くの同期の友人も、プロのミュージシャンを目指し、サークルの枠を越え、バンド活動をしていました。
自分自身もバンドサークル生活にどっぷりつかり、友人に誘われてサークル活動以外でもバンドを組み、ミュージシャンになりたいと思っていました。
 
でも、私には、無理だと気づきました。
そして大学3年生から就職活動に力を入れ、大学4年生の時にはレコード会社でアルバイトを始め、そのまま入社することができました。
大手レコード会社は、ミュージシャンにとっても、ビジネスマンとしても、悪くない業種なのではないでしょうか。
 
しかし、私よりも学校の勉強ができた頭の良い同期の友人たちの中には、就職活動をせず、ミュージシャンとしての夢を追いかけ続けた友人が割と多くいます。
 
社会人になってもう10年以上が経っていますが、大学サークルの同期で有名になったミュージシャンはいません。
むしろ、何をしているのか分からない人もいます。
 
彼らは、今、いったいどこで何をしているのでしょうか?
彼らは、学歴もそこそこだったためにプライドも高い…。
なのに、新卒社会人と比べ出だし遅いので、うまくゆかず、同僚からは舐められる…。
気づけば、つまらない平凡以下のサラリーマンに…。
人に夢を与えるミュージシャンを目指してたのに、夢も希望もない、平凡以下のサラリーマン。

もう、最悪としか言いようがありません。
「最悪」ってのは、客観的なものではなく、自分自身が最悪な気分だと思います。
 
ミュージシャンを目指している友人とは、疎遠になりがちです。
複雑な思いを抱くことも、たくさんあるでしょう。
一方で、彼らも、とても孤独なのです。
 
友人として大切なことは、それでも、彼らと普通の「友達」でい続けることなのです。