社畜だけど時々ライター、うっちー(32歳独身)のブログ

豊島区池袋在住、32歳独身サラリーマンのうっちーです。仕事、保険、音楽、読書について、気ままに書いています。

“保険ライター”を名乗っていた私が、個人ブログだから、もうズバッと言っちゃう ~団体定期保険編~

おはようございます、うっちーです。

 

私は以前、保険会社に勤務していた経験があります。
しかも、保険ライターを名乗のって保険に関する記事も書いていました。
そのため、ややこしい保険商品について、ちょっとだけ皆さまのお役に立てるかもしれません。

 

今回は、よく新入社員向けに会社が募集を行う団体定期保険についてです。
会社の入社時の書類等と一緒に配られる、あれです。
まるで提出必須書類かのように、会社への提出期限なんかまで設定され、そこまで詳しい説明もなく、周りに流されてみんな入っちゃう…あれのことです。

この団体定期保険については、以前、こんなエピソードを聞いたことがあります。

↓↓↓

とある保険会社の新入社員が、入社時のオリエンテーションの際、人事担当者に質問をしたそうです。
『すみません、先程配布された団体定期保険の書類についてですが、保険には必ず入らないといけないのでしょうか?』

 

それに対して人事担当者は、一言こう答えたそうです。
『強制ではないですが、保険料が安いので、ぜひ入ったほうがお得ですよ』

 

大きな会社のオリエンテーションでは、なんとなく想像がつきそうなやりとりですが、この話の面白いところは、それが保険会社での話だということです。


本来、保険加入の重要性をお客様に丁寧に説明し、お客様や、そのご家族の万が一の際に備え安心をお届けするのが保険会社のあるべき姿です。
それが、当の保険会社では、こうもあっさりと処理されてしまうのが団体定期保険なのです。

 

しかし、この人事担当者の言葉は、的を得ています。

 

っていうか、団体定期保険って何?

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そもそも団体定期保険とは、簡単に言うと、亡くなった時に保険金が支払われる死亡保障の保険です。
定期保険とは、保障される期間が定められているので「定期」という訳です。
会社で加入する場合、その期間はたいてい1年です。
1年ごとに契約が更新され、年齢に合わせ保険料が少しずつ高くなるという仕組になっています。

そして、会社で団体で加入する分、割引されて保険料が安いというシンプルな仕組です。
観光名所の入場料も、団体料金ってありますよね。
そんな程度のものと思っていただければと。

 

その1番の魅力は、保険料の安さです。
保険は、毎月支払っていかなければいけないものなので、払う金額が安いに越したことはありません。
いや、本当にそうでしょうか?

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

団体定期保険の一般的なメリット

①保険料が、圧倒的に安い。
…これが何よりも大きなメリットです。
会社にもよりますが、普通の民間の生命保険会社で加入するより半額以上も安いのではないでしょうか。

 

②給与天引にできる。
…給料から予め差し引いてくれるので、支払いが漏れることはありません。
ちなみに、ざっくり言うと、保険料は、2か月以上支払わないと、保険契約が有効ではなくなってしまいます。

 

③審査が比較的ゆるい。
…保険の加入には、身体の審査がありますが、団体保険は、簡単なアンケートに答える程度でOKです。
ある程度健康な方であれば、間違いなく誰でも入れます。

 

④配当金がある。
…保険は、支払った保険金が、保険会社の業績によって少しだけ戻ってくる場合があります。
大した金額ではないですが、ただでさえ保険料が安いのに、配当金があれば、さらに安い保険料で済んだという計算になりますよね。

 

しかし!デメリットもあります。

団体定期保険の一般的なデメリット

①会社を辞めると、保障が全てなくなる。
…普通、転職をしてしまうと、その会社の団体定期保険は、継続して入れません。
また、会社を辞めた時に、ある程度年齢を重ねていれば、新たに民間の生命保険に加入しようとすると一気に保険料が高くなります。
同じ1千万円の保障を買うのに、毎月の保険料が何千円と違うという場合もあるでしょう。

 

②貯蓄ができない。
…団体定期保険は、“掛け捨て”です。
民間の生命保険には、60歳くらいまで保険料を支払うと、支払った以上にお金が増えて戻ってくるという商品もあります。
銀行の積み立てと似たような仕組ですが、銀行の利子以上に、増えて戻ってくるのも貯蓄型の保険の特徴です。
しかし、団体定期は、払ったら、基本戻ってくることはありません。先に紹介した配当金は、微々たるものです。

 

③個々のライフプランの相談に乗ってくれたり、詳しい説明をしてもらえない。
…生命保険の加入というと、イケメンや美人のお姉さんが、パンフレットやパソコンを使って丁寧にライフプランを設計してくれるというイメージがあるかもしれません。
団体定期保険は、パンフレットを見て、分からないことがあれば電話で質問する。その電話もちゃちゃっと終了…といった感じです。

 

④加入できる時期が、限られる(場合がある)。
…たいていは4月とか10月とか、入れるタイミングが限られています。
民間の生命保険は、あなたのタイミングに合わせいつでも入ることができます。(もちろん審査がありますが)

 

で、結局、団体定期保険には入ったほうがいいの?

結論、入ったほうがいいです。

 

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理由はシンプル、保険料が安いからです。
団体定期保険の、コスパは最強です。

 

22、23歳の新入社員なら、尚更入るべきです。
むしろ、団体定期保険に入っておけば、生命保険はしばらくこれ1つでOKです。
医療保険がん保険を考えるのは、もう少し経ってからで構いません。

 

保険金の設定は、おそらく保障金額が1番少ないであろう500万円でOKです。
まぁ、500万円でも多いくらいですが、下限もあるので仕方ありません。
保険料は、月々数百円から千円程度で済むはずです。

 

なぜ、今、生命保険がこれだけでよいのかって?

 

説明いたしましょう。

 

そもそも、今、あなたが死んだ場合、何の費用がかかるでしょう?

 

●お葬式代?
→言い方はよくないですが、別に保険に入らなくても、お葬式くらいは家族があげてくれるでしょう。余計な保険料を払うくらいなら、初任給やボーナスで、家族をご飯に招待したり、ちょっとしたプレゼントを買ってあげましょう。
きっとお父さんもお母さんも、あなたの成長を喜ぶはずです。
何よりも素晴らしい親孝行です。

 

●アパートの家賃?
→家賃は、口座から翌月分まで支払われていますので、あなたが亡くなれば、それまでに家族や保証人などが家の処理などをしてくれるでしょう。

 

●大学の奨学金
→大学の学費をご自身で払っている方も多くいるようですが、死亡保障500万円あれば、十分に足りるのではないでしょうか?


あと、新入社員が団体保険に入っておくべき理由のもう1つは、

怪しい保険の営業マンの勧誘にまんまと引っ掛からなくて済むからです

 

もう一度言っておきます。
団体定期保険の、コスパは最強です。
それを批判するような保険の営業マンは、ダメ(仕事できない)だと思ってよいでしょう。


ちなみに生命保険のベストな加入は、団体定期保険と民間保険を合わせたハイブリッド型です。こちらは、また別の機会に!